神宮前二丁目新聞

渋谷区神宮前二丁目でポット出版が作る、地元限定フリーマガジンのWEBサイト。 編集部が訪ねた神二(じんに)のお店も紹介してます。

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【第2号】神二デザインプロジェクト、動いてます!

jin2news_no2_11_12文=宮やっこ、写真=小泉賢一郎

神二デザインプロジェクト、動いてます!

[# 002 心地よさをデザインと言葉にする]

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、
神二のグローバル&ウェルカムなローカルタウン化を目指すプロジェクト。
クリエイティブユニット「神二姉妹」と創業65年の神二のお店、
「クリーニングシマダ」のデザイン打ち合わせの模様をご紹介!

神二姉妹とは?

どんなことが人の心を動かしたり、人の記憶に残ったりするのかを毎日あれこれ考えている、広告会社勤務のデザイナー・神やっことプラン ナー・宮やっこ。この街のご近所さん同士で、旅好き・美味しいもの好き・男好きという共通点のもと、クリエイティブユニット「神二姉妹」を結成しました。 恋人同士でもなければ、血も繋がってない、叶姉妹みたいなもんです(笑)。

今回のクライアント

島田一弘さん

宮やっこ●島田さん、お久しぶりです! 神二新聞の反響、如何ですか?
島田さん●スゴイんですよ。新聞見て初めてお越し頂いた方もいて!
神やっこ●それは嬉しいですね。今日は、幾つか島田さんに見て頂きたいラフが。感想を聞いて本格的にデザインしたいな、と。
島●「ちょっとした気持ちを届ける手紙」ですよね?
神● 例えば、この蝶ネクタイ型の小さなカード。受け取った時、ちょっと微笑んじゃうような。
島● かわいい! ただ、襟なしシャツやボトムスもあるので、どんなものにも使えるのがいいかな。
宮● この荷札風のデザインのカードが好きかな。
神●ひとつひとつに凧糸を付けて、シャツのボタンにひっかけたり。
島●なるほど! でも、洗濯物の数がハンパないので、手作業は減らしたいかも…。
神●ですよね…ということで、ベースはシンプルにしつつ、クリーニングシマダらしさをデザインした、これ。シマシマの手描きのアライグマが、丁寧にアイロンかけてます。
島●いいですね! 本当に仕事の丁寧さが自慢なんです。
神● 実際のアライグマ、洗濯してるわけでなく、水に前足突っ込んで獲物を捕まえてるらしいですよ、かわいいフリして。島田さん、宮やっこも手が早いので気をつけてくださいね(笑)。あと、水色ストライプにして清潔さも表現したいな。
島●すごい偶然。水色、よく使うんですよ。グローバルな感じってどうしましょうか。Thank you very muchとか加えます?
宮●芸がない!(笑)ちなみに、どんな気持ちで手渡しします?
島●キレイになった服で心地よく、清々しい時間を過ごしてくれたら嬉しいですね。
宮●Have a clean day!っていうのはどう? Have a nice day!「ではまた!」という気軽な挨拶をもじって。
神● いいんじゃん? それ。
島●誰にもでわかる英語で、しかもクリーニング屋さんらしいし。
宮●決まり! ねぇさん、では、最終デザインをおねがいします!
──できあがりのカードは、ぜひ、お店にて確認してみてください!

●SHOP DATA
クリーニングシマダ
営業時間/8:30〜19:00(水曜のみ21:00まで営業)
定休日/日曜・祝日
住所/神宮前2-13-6
電話番号/03-3401-5902

公開日:
最終更新日:2015/07/31